2021年 都道府県別長寿者一覧 (2021年9月)

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「１１０歳になっちゃったの」　仙台の三浦さん　市から記念品＝宮城
2021.09.20　読売新聞東京朝刊　29頁
　仙台市泉区内の最高齢者、三浦ヱミさん（１１０）に１７日、市から長寿を祝う記念品が贈られた。
　三浦さんは１９１１年（明治４４年）生まれ。大学で音楽を学び、高校の音楽教員として働いた。退職後は自宅でピアノ教室を開き、近所の子どもたちに教えた。９０歳過ぎまで英会話教室に通うほどの努力家だ。
　現在は、同区の介護老人保健施設で暮らしている。介助なしで食事し、いつも完食。「なーんでも食べる。嫌いなものはない」と、元気の秘訣（ひけつ）を語る。
　民芸品「仙臺（せんだい）さすり」を受け取ると、「１１０歳になっちゃったの」と自身で驚きつつ、「ありがとう」と穏やかな表情を見せた。