百歳夫婦・百歳双子など

[名無し]

１００歳夫婦元気　綾部の小北さん　妻の誕生日祝福
京都新聞　2007.03.30　朝刊１７版　30頁　対向面　(全510字)　

綾部市志賀郷町の小北作〓さん、ち江さんが二十九日、二人とも百歳以上という夫婦になった。作〓さんは既に百一歳で、この日、ち江さんが百歳の誕生日を迎えた。「京都府内にはほかに、ともに百歳以上の夫婦はおられない」（府高齢・援護室）という。作〓さんは「夫婦で百五十歳でも二百歳でもいきたい」と元気に話した。

　綾部市で生まれ育った二人は、一九三〇年三月に結婚。七人の子どもに恵まれた。作〓さんは、地元の繊維関係の会社に入社して定年まで勤め、アメリカに輸出する生糸の検査の仕事などに携わった。　ち江さんは結婚を機に同社を退職し、家事や子育てのほか、野菜、米作りをこなした。小北さん宅に同居する四女マリ子さん（六四）は「お互いを認め合って、好きなことをやって、バランスの取れた夫婦」と話す。この日、作〓さんが、長女の四方洋子さん（七二）に付き添われて、ち江さんのいる市内の老人保健施設を訪れ、誕生日を祝福。作〓さんが「百歳おめでとう」と書かれた色紙を手渡すと、ち江さんは「ありがとう」と手を合わせていた。

注）〓は「眞」の「ヒ」の部分が「十」のもの

【写真説明】長女の洋子さん（右）と色紙を見る小北さん夫婦（綾部市小畑町）