存命中の日本人長寿者（110歳以上）

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https://www.ytv.co.jp/press/kansai/166474.html
引用

９月１５日は「老人の日」です。「人生１００年時代」と言われる今、元気に長生きするにはどうすればよいのか、関西に住む１００歳を超えた先輩方に秘訣を伺いました。

　兵庫県多可町・吉田一四町長「町内最高齢で…。おめでとうございます」

　町内最高齢のお祝いに、町長から花束を受け取ったのは、多可町に住む藤本亀松さん、１０５歳。

　プロ野球選手の沢村栄治さんやアメリカのジョン・Ｆ・ケネディ元大統領と同じ１９１７年、大正６年生まれです。

　藤本さん「元気でやってます」「元気でおられることはありがたい。なかなか大変です。いろいろとやってまいりました」

　２０年ほど前に、大腸の病気を患いましたが、それ以降は、大きな病気もなく、家族と元気に暮らしているといいます。

　藤本さん「（あと何年がんばりますか）あと１０年！」

　藤本さんが暮らすこの兵庫県多可町。実は、老人の日と深い関わりが…

　中野颯大記者「今日は老人の日。実は、ここ兵庫県多可町が発祥の地なんです」

　今から７５年前の１９４７年。戦後の混乱が続く中、社会に貢献したきたお年寄りに敬意を表そうと敬老会が開催されました。

　それを機に、全国に広がり、１９６３年、「老人の日」として定められ、さらに、「敬老の日」として国民の祝日に制定されました。

　その後、法律の改正により「敬老の日」の祝日は変更され、９月１５日は、もとの名称である「老人の日」として残ることになりました。

　厚生労働省によりますと、昨年時点で、全国で１００歳を超える高齢者は、約８万６０００人と過去最多に。

　その中で男女含めて、最高齢の女性が、大阪府にいるのです。

　１５日に、大阪府柏原市の特別養護老人ホーム「はくとう」で長男との面会した巽フサさんは１９０７年、明治４０年生まれのなんと１１５歳。５つの元号を渡り歩いてきました。

　職員「息子さんきたよ！」

　長男・完次さん（７５）「ぼけないように日記かいたり、歩けるようにたけふみしたり、常に人がいいということは実践してきた。努力家だった」

　そんなフサさんは、食べることが大好きで、食事の時間が近づくと…。

　フサさん「ごはんまだでっかーー！」

　１１５歳とは思えない元気な声で、職員を呼びます。

　完次さん「まさか日本で最高齢になるとは思っていませんでしたし、これからも１２０歳になるまで、世界一になるまで、お世話させてもらえたら」

　敬老の日は１９日。“人生１００年時代”に、みなさんは、どんな人生を生きてみたいですか。