長寿者研究フォーラム

1909年7月25日，アメリカ・ルイジアナ州生まれでテキサス州ヒューストン在住のエリザベス・フランシス（Elizabeth Francis）さんについて語るスレッドです。
2024年2月22日，116歳のエディ・セッカレッリさんが亡くなられた事に伴いフランシスさんは114歳212日で
・存命中のアメリカ国内最高齢
・アメリカ国内では最後の1900年代（※ここでは1900年～1909年を指す）生まれの人物
・GRGに認定された世界で存命中の5番目の長寿者
となっておられます。（偶然にもこの日，フランシスさんは世界の歴代長寿Top100入りを果たしています）
皆さんご存知かと思いますが，ここ数年アメリカの長寿の記録は伸び悩んでおり，サラ・ナウスさんの記録を超える方は現在に至るまでおらず，21世紀に入ってからは117歳に達した方もいません。
是非ともフランシスさんには長寿世界一を達成されてほしいとの願いを込めて僭越ながらスレッドを作成致しました。


2021年，112歳の誕生日を迎えたフランシスさん（GRGより引用しています。）
https://www.grg-supercentenarians.org/el...h-francis/

こちらの動画は114歳の誕生日を迎えたフランシスさんがニューヨーク・ポストの取材に応じられた際のものです。
https://youtu.be/fkH0psOwdLY
「I’m very, very young. Look at me — I’m like a little, young chicken.（和訳：私はとてもとても若いです。私を見てください、私は小さな若い鶏のようです。）」と語っておられるのが印象的です。
sourced by Great-great-grandma celebrates 114th birthday: ‘I’m like a little, young chicken’ New York Post, 11 August 2023

フランシスさんは2023年8月の時点では94歳の娘，ドロシー・ウィリアム（Dorothy Williams）さんとともにご自宅で生活されています。ドロシーさんは生きている親がいる最高齢の方でしょう。

生年月日が今後公開されれば、沖縄県の上間カメ氏が世界5位で、フランシスさんが6位である可能性も有りますね。

個人的に思い起こされることと言えば、エリザベス・フランシスさんは、野中正造さんと誕生日が一緒ですね。
また、エリザベス・フランシスさんの100歳の誕生日その日は、第一次世界大戦で戦闘に参加した最後の軍人だったハリー・パッチ氏（イギリス、"the Last Fighting Tommy"とも呼ばれた）が亡くなった日でした。


エリザベス・フランシスさんは既にアメリカ在住者としては第一次世界大戦が勃発する前の記憶を持っている最後の生き残りなのでしょうが、今後世界最高齢になられた場合、第一次世界大戦が始まる前の記憶を持つ最後の生存者にもなられる可能性があります。そのような人と、ハリー・パッチ氏の間にそのような数字の一致が見られるとなると、胸アツといいますか、素晴らしいと感じられると思います。

2024年4月2日，フアン・ビセンテ・ペレス・モラさんが亡くなったことによりフランシスさんはGRGに認定された存命中の長寿4位となりました。